私が鍼灸師になった理由

①人に感謝されることが好きだから

人に何かをしてもらったとき、自然と「ありがとう」と言える人が大好きです。当たり前のことのようで難しいことだと思います。
自分が何かをしたときに「ありがとう」と言ってもらえると、自分が相手のお役に立てたんだと思えます。そこに見返りを求めるわけではなく、ただ単に人のために動くことが好きで、やりがいを感じます。

②それはなぜなのか

私は小学校1年生から高校 3年生までの12年間をサッカーに捧げてきました。
最初はお遊び程度だったのですが、体格が大きいこともあり、ゴールキーパーというポジ ションをしたとき、たまたま上手くいき周りのチームメイトから「ありがとう!」と いう言葉をたくさんかけてもらいました。
そのときの私は、まだまだ初心者で周りの上手な子を見ては「凄いなぁ」と思う程度でした。
当然周りの子から「ありがとう」なんて言われたことはありませんでした。
そんな中のこの経験が私の中のサッカーをお遊びから本気に変えてくれました。
自分が努力し上手になれば、周りの子からの「ありがとう」がもらえる。
自分の行動次第で周りの評価が変わるのが子供ながら私にとっては面白いと思えまし た。
特にゴールキーパーというのはそういうポジションだったのも大きいと思います。

③そんな私がなぜ医療の道を選んだのか

中学校ではチームのキャプテンを務め、高校ではいわゆる体育科と言われる部員100人を超えるようなスポーツに力をいれた高校で副キャプテンを務めました。
そんな私の高校生活は今までの人生とは全然違う厳しいものでした。
「完全実力主義」の世界で甘さ など不純物だと思わされるほどでした。
ケガをすればケガをしない身体作りができていないのだと言われ、練習を休むなど当然許されるものではなかったです。
ですがやっぱりどれだけ気を付けていても不可抗力によってケガはしてしまいます。
そんな時に出会ったのが、鍼灸師の資格を持ったトレーナーのHさんでし た。
Hさんは、私に休んでいる時間がないことを理解してくれ、鍼を用いて身体の故障を即座に改善してくれました。
それまでは家の近くの整骨院で「日にち薬だから安静に」としか言われなかった私は、この技術に感動を受けました。
しかしその当時の鍼灸はまだまだマイナーなもので、名前は聞いたことはあるが受けたことはない、とうい人が私の周りには多く、ぜひこの感動を多くの人にしってもらいたいと思い、私自身が鍼灸師になることを決意しました。
自分の行動が周りの方々から「ありがとう」という言葉で評価されるのが上述しているように、私にはとても合っていました。
そして専門学校に入学し鍼灸を学んでいるなかで、スポーツ現場や町の治療院だけではな く、鍼灸には美容をはじめとしたさまざまな可能性があることを知りました。
もともと勉強が嫌いではなかったこともあり、沢山の知識を知る中で今の「美容」と「育毛」という分野に行きつきました。
現代の育毛は薬をしようした治療が多いですが、やはりコストだったり副作用という面で怖いというお話も耳にします。
そんな方に「鍼灸の育毛は?」と聞くと知らない方がほとんどです。
まだまだ認知が少ない「鍼灸×育毛」という新しい分野をより多くの方に知っていただき、実際にご自身で体験されてみて、鍼灸というものをポピュラーな治療にできればと思います。

「育毛鍼」ご体験